健康って難しい！深刻な大気汚染が発生してもお構いなしに太極拳をする中国の人々

中国・北京は10月5日、深刻なスモッグに襲われた。そして、中国の中央天文台は、数日間にわたって重度の大気汚染が発生するとして「黄色警報」を発令した。

日本でも取り沙汰されているPM2．5（微小粒子状物質）の濃度は、北京の中央部で1立方メートル当たり228マイクログラムと高い数値を出し、郊外では250マイクログラムを超える数値が記録されたという。（日本の基準では、一日の平均が70マイクログラムを超えると注意喚起がおこなわれる。※環境省：注意喚起のための暫定的な指針）

そのため、数十メートル先の視界も悪くなり、外出時にはマスクを着用する人々が増えたが、一方で市民にとっては日常茶飯事のことなので、深刻なスモッグの中でも朝の日課である太極拳をする光景などが見られた。

濃いPM2.5中でもお構いなしに太極拳をする人々。一応マスクはしているようだが、果たして健康のためになっているのだろうか。それとも中国の人々はPM2.5くらいではビクともしないほど、環境汚染に対する免疫を持っているのではと疑いたくなる。

黄色警報が出されている期間中、粉塵を撒き散らす工事や建設作業が一時中断されたが、大気の深刻な状態はしばらく続く見通しだという。 

 

via：人民日報オンライン（英語）

 

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