イギリスで、犬とともに暮らすタヌキのバンデットくん!!
イギリスにペットとして飼われているタヌキがいる。
それは、バンデット(Bandit)という名前のタヌキ。ジューン・リンカーン(June Lincoln)によって犬として飼われているのである。
ジューンによると、バンデットは基本的には犬と変わらないそうだが、時々野生の本性が出るという。
バンデットは、2匹の犬とともに飼われており、犬のように散歩を楽しみ、命令すればお座りまでできるというのだ。しかし、そこはタヌキ。知的でいたずら好きな性格なのだという。
生まれ持ったものなのか盗みグセがあるそうで、ほかの犬の食べ物やオモチャをたびたび盗もうとするのである。また、食い意地もはっているそうで、以前ジューンが持っていたハンバーガーを盗もうとしたほか、ビーチに連れて行った時には、海岸の石や貝殻、ヒトデまで食べようとしていたという。
そのため、ジューンはバンデットから目を離すことができないそう。
そんなバンデットだが、2匹の犬たちは彼を家族として認めているという。
バンデットをリードをつけて散歩させていると、それを見た通行人は皆一様に不思議そうな表情で見てくるそうで、「なぜ、野生動物のタヌキにリードをつけているのか?」と尋ねてくるという。
このバンデットは、ジューンがペットとしてイギリス・カンブリア州のタヌキ専門家の元から、ペットとして購入したもので、野生動物ということでは無いそう。
バンデットは、犬用のエサよりも生肉や野菜を好んで食べる。時々ネズミやヒヨコを餌として与えているという。
タヌキは、日本ではわりと一般的な動物であるが、元から生息しているのは日本や中国などの一部。世界的にみると珍しい動物で、毛皮目的でロシアで養殖されたことが原因で、現在はヨーロッパの一部地域でも野生化しているという。
via:dailymail(英語)