大迫力な自然の営み！ 大移動をするヌーを捕食するクロコダイル！
2017/05/05
大迫力の自然の営みがケニアのサバンナで撮影された。
撮影したのは写真家のクレメント・キラグ・ムワンギ(Clement Kiragu Mwangi)。
毎年7月から9月にかけて、この地にはヌーの群れが大移動のためやってくる。このヌーの大移動は、エサを求めて行っていると考えられており、その群れの数は100万頭にもなる。
それだけの、ヌーが移動するとなると、肉食動物にとっては格好の食料獲得のチャンスでもある。
そんな中、ヌーたちにとって最も危険な瞬間が川渡り。川の中には獰猛なワニが潜んでいるのだ。
こちらがクレメントが撮影したヌーの川渡りを撮影した写真。
巨大な群れで、川をわたるヌー
すると水面から顔を出すワニ
そして狙いを定め一頭のヌーに襲いかかる
前足に食らいつき、水に引きずり込む
ヌーは必死に抵抗
しかしワニの力には敵わない。体が宙に浮き上がるヌー
強靭なアゴはヌーを離さない
ワニの体の上に乗るヌー
ヌーはまだ諦めない
しかし、ついに水中へ
周囲のヌーも一連の様子を見ている
激しく水しぶきが上がる
そして、ヌーはついに抵抗を諦める
これらの捕食劇は、わずか30秒の間におこなわれたという
ヌーを捕らえたのは、約16フィート（約5メートル）の長さに成長することができるクロコダイル。
撮影したクレメントは、「突然の出来事にとても緊張した。私はカメラレンズの後ろに居たにも関わらず、悪寒を感じた」と語った。
出来事はわずか30秒程の間に起き、ヌーたちの混乱を巻き起こしたが、すぐに何事もなかったかのようにヌーたちは移動を再開したという。
こちらは別の捕食劇をとらえた動画
動画：youtubeより『Moment wildebeest is attacked by hungry crocodile』
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via：dailymail（英語）