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電気アレルギーの男性 電気を使わな過ぎて立ち退きの危機に!

   

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電気に対してアレルギーを持っている男性がいる。

それはピーター・ロイド(Peter Lloyd)42歳だ。

電気アレルギー

ピーター・ロイドは一日のほとんどを、このソファベッドで過ごしている

彼は、電気アレルギーのため、一切の電気を使用せずに生活している。そのため家の貸主が家の保温などをしていないため家を痛めるとして、立ち退きを求めているのだ。

電気アレルギー

電気アレルギーに気づく前のピーター・ロイド(1998年の写真)

ピーターは元々、フィットネストレーナーをしていた。
しかし、20代の半ば頃から頭痛や目まいなど体に異変を感じるようになった。
診断の結果は、「電磁波過敏症(EHS)」という聞きなれない病名だった。

 

電気製品から発せられる、電磁波に体が過剰に反応し、めまいや頭痛・吐き気、体の痛みなどの症状におそわれる、電気アレルギーだったのだ。

現在、彼は症状の悪化により歩くことが出来ない。またアレルギーのためテレビや携帯電話など一切の電子機器を使うことができないのである。
そのため、普段は自宅のソファベッドのうえでほとんどの時間を過ごしているという。

では、日常の生活はどのようにしているかというと、調理器具にはガスを使い、夜間はロウソクの明かりのみで生活しているというのだ。
唯一の娯楽は本で、年間100冊は読んでいるという。

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電気アレルギー

電気を使えないためロウソクが唯一の灯り この撮影もインスタントカメラで撮影している

食材や本の調達には、家の外へ出なければならないが、外は電子機器や無線LANなどの電磁波であふれているため、彼は外出をすることはできない。

そのため、弟のステファン・ロイドが面倒を見ている。
室内に入る際には、携帯電話はもちろんのことキーレスの付いた車のカギから時計まで取り外さなければならない。

また、彼は現在、この電磁波過敏症(EHS)を世界に知ってもらうためにドキュメンタリーの撮影をおこなっている。
しかし、通常のカメラやライト、マイクなどは使えないため、撮影にはボレックスカメラと呼ばれる特殊なフィルム式のカメラを使い、マイクは野生動物などに使う集音マイクを使って撮影をしているという。

電気アレルギー

彼は唯一の友達である愛犬イギー·ポップと共に寒く、暗い家で過ごす

そんな彼の立ち退き期日は4月1日。
彼は田舎の土地を購入し、そこへ木製の小屋を建て移住することを考えており、その為の費用をクラウドファンディング(ネット上で個人への寄付や投資をおこなうこと)で呼びかけており、目標額は11000ポンド(約200万円)
3月22日時点でまだ半分の金額も集まっておらず、ホームレスの危機に直面しているという。

現在の金額などの確認は、彼のクラウドファンディングのページへ

 

出典:.dailymail(http://www.dailymail.co.uk/news/article-3005853/Disabled-man-severe-allergy-ELECTRICITY-faces-eviction-landlord-s-angry-doesn-t-heat-home.html)

 

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