廃墟好きには堪らない！ 1978年に閉鎖されたイタリアの精神病院の内部！
以前当サイトで、幽霊の目撃情報が絶えないというニュージーランドの閉鎖された精神病院を紹介した。
（過去記事：『廃墟探索！ 幽霊目撃数100件以上の閉鎖された元精神病院の内部！』）
そんな廃墟マニアには、堪らない写真がイタリアで撮影された。
それは、1978年に閉鎖され40年以上にもわたって放棄されているイタリアの精神病院の内部。
前回紹介したニュージーランドの精神病院と同じく、当時の精神病院は病院と称してはいたが、治療というよりは精神病患者を施設に監禁しておくという傾向が強かった。そのため施設内では患者の虐待や拷問などがたびたび発生したという。
内部に潜入し写真を撮影したのは、オーストリアの都市探検家トーマス・ウォンディッシュ(Thomas Windisch)32歳。
こちらが、イタリアの元精神病院
年代を感じさせる革製の回転椅子
アーチ状の天井
蜘蛛の巣で包まれたシャワールーム
施設には器具や薬品が残されている
鳥やネズミの糞で覆われた書籍
肝試しや怖いもの見たさで、施設には不法侵入する者が絶えない。こちらは不法侵入者によるものと思われる落書き
映画で拷問に使われるような機器が並ぶ
機器にはホコリが厚く積もっている
窓際に置かれた靴。収容されていた患者のものだろうか
金属はサビ、布は朽ちる
40年という長い年月によって、施設を自然が飲み込もうとしている
建物の１階には草やツルが生い茂る
2階には大量の書類が床に散らばる
劇場と思われる場所は天井が崩れ始めていた
ペンキは所々剥がれ落ちている
廊下。割れた窓ガラスから植物が入り込んでいる
この部屋には、なぜか最近使われたと思われるプラスチック製の注射器が散乱していた
詳細な施設の場所は明らかにされていないが、大規模な施設と思われる
ポツンと置かれた車椅子
螺旋階段
時代を感じさせる施設内
窓ガラスに貼られたレントゲン写真
撮影者のトーマス・ウォンディッシュは、都市探検家として、このような場所を訪れ写真を撮影している。
昨年には8カ国100ヶ所以上もの場所を訪れたという。
via：dailymail（英語）