中国天津の倉庫爆発から6キロの距離で魚が大量死 しかし政府は問題無いと主張
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今月13日、中国・天津市で危険物を収容していた倉庫が爆発した事件(2015年天津浜海新区倉庫爆発事故)が、現在も尾を引いているという。
それは、爆発した天津の倉庫から、わずか4マイル(約6.5キロ)の距離にある河川で、大量の魚が死んで浮き上がっているのが、昨日(8月20日)発見されたのである。
爆発した倉庫は、700トンのシアン化ナトリウムや、800トンの硝酸アンモニウムを含め複数種類の有害化学物質が収容されていた。それが、先日の爆発によって大量に大気中に飛散したされている。
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火曜日に天津では雨が降っており、その雨が肌に触れた一部の住民からは顔や肌に焼けたような刺激を感じたという報告がされている。
天津市環境局は、それに伴い河川などからシアン化物質の検査を行ったが、空気や飲料水に安全なレベル内であることを主張しており、その結果に波紋が起きているという。
死んだ大量の魚についても、夏に大量の魚が死ぬことは特に珍しいことではなく、海においてシアン化物質のレベルが上昇しているのは確かだが、過去数年間のレベルと比較して、正常範囲内であるとしている。
中国政府は問題ないと発表しているそうだが、真相はどうなのだろうか。
via:dailymail(英語)
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