マスクで老婆に変装して脱獄しようとした囚人　見知らぬ老婆に看守が気づき失敗

ブラジルの刑務所で、まるで映画のような脱獄劇が発生した。

事件が起きたのは、ブラジルのコロネル・オデニア・ギマランエス刑務所(Coronel Odenir Guimaraes Prison)。

この刑務所に収容されていた囚人のコロドアルド・アントニオ・フェリペ(Clodoaldo Antonio Felipe)44歳が、精巧にできた老婆のマスクで、老婆になりすまして脱獄をしようとしたのである。

しかし、その脱獄はあっけなく失敗する。

面会人として刑務所に入れた覚えのない女性に気が付いた看守が、その女性に声をかけ発覚したのである。

変装を見抜いた看守は「顔は高齢の女性だったが、体格が明らかにデカかった」と語っている。

変装に使われたのは、精巧にできたマスクとカツラ、女性用の衣装。刑務所職員によると「ハリウッド映画並みのリアルさ」だという。

変装して脱獄を試みたコロドアルドは、麻薬組織に属していた薬物密売人で、2009年に投獄され、36年の刑に服していた。そのコロドアルドが、どうやってマスクやカツラ、衣装を刑務所に持ち込んだのかは、現在のところわかってはいない。

 

 

via：dailymail（英語）

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