FFチックな洞窟! ツチボタルの生息する洞窟が神秘的な美しさ!!
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ツチボタルという生物をご存知だろうか。
ホタルという名前がついているが、実際には「ヒカリキノコバエ」というハエの仲間である。光を発するのはこの幼虫で、体から分泌する粘液が青白く光るのである。この光は、虫を集めるために発しており、光に集まった虫は、その粘液に絡まれて幼虫の食料となる。
成虫になると光を発することができなくなるだけでなく、口が存在しないため食料は取らない。成虫の寿命はわずか数日で、交尾と産卵をすると、まもなく死んでしまうという。
今回紹介するツチボタルの美しい洞窟を撮影したのは、ニュージーランドのジョセフ・マイケル(Joseph Michael)。ニュージーランドの北島にあるワイトモ洞窟にて撮影された。
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光が垂れ下がるようになっているのは、光る粘液が洞窟の天井から垂れているため。この光に誘われて粘液に取り込まれてしまった虫が幼虫の餌となる。
これらの写真は、星空の撮影によく使われる長時間露光(シャッターを開けている時間を長く保つこと)という手法によって撮影されているそうで、アップで撮影しているものは露光時間5分、引きの写真は30分から1時間の露光時間を確保することによって、肉眼で見る画像に近い画像を撮影したとのこと。
こちらが、撮影者ジョセフのフェイスブック:『Joseph Michael』
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