インドの街が大量の泡に襲われる! 見た目は綺麗だが、有毒でしかも可燃性!
2016/10/31
以前、インドのバーサーという街が泡だらけになったという記事を書いた。(過去記事:『インドの町で悪臭を放つ大量の泡が発生! 原因は下水に含まれる大量の尿!!』)
しかし、またインドで大量の泡が街を襲う事態が発生した。しかも今回の泡は可燃性で火がつくというのだ。
そんなSF映画のような事態が起きている街は、インドのバンガロール。大雨が降るたびに近くにあるベランダ湖から大量の泡が発生し、その泡が街を襲うというのである。
この泡は、未処理の下水や化学廃棄物が大量に湖に流れ込んでいるために発生する。泡にはアンモニアやリンが含まれており、ひどい悪臭がするとともに肌に触れるとヒリヒリとした刺激があるという。
また泡には油やグリスが含まれているようで、火を近づけると発火するというのだ。
こちらは燃え盛る泡のニュース映像
動画:youtubeより『Bengaluru’s Bellandur Lake Catches Fire』
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泡は道路を塞いでしまうほどの量で、住民らは大雨が降るたびに泡から発せられる悪臭と交通の不便に見舞われている。また泡が可燃性であることから火災の心配もしているという。
インドは、現在経済の発展が凄まじいが、その反面このような深刻な環境汚染が問題となっている。
via:news.com.au(英語)