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いざミクロの世界へ! 海のプランクトンを拡大して見てみると奇妙なクリーチャーたちが!

   

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海に無数に生息するプランクトン。

巨大なクジラを支える餌としての役割だけでなく、植物性のプランクトンは我々人間が生きる上で必要不可欠な地球上の酸素の半分を供給しているとされる。

フランス国立センターのクリス・ボウラー(Chris Bowler)ら研究者が、世界中210ヶ所の地点から35000のサンプルを採取し、プランクトンの分布調査をおこなった内容を、科学ジャーナルで発表した。

プランクトンは微細な、植物や動物、魚の幼生、細菌、ウイルスおよび他の微生物が含まれる。

いざミクロの世界へ! 海のプランクトンを拡大して見てみると奇妙なクリーチャーたちが!

こちらはインド洋で採取されたプランクトン。右に写っているのが翼足類の軟体動物、その隣に2匹の甲殻類。

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太平洋で0.1mmのメッシュネットお使い採取されたプランクトン。単細胞の小さなモノから魚類や甲殻類の幼生までさまざま。

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不死のクラゲと言われるベニクラゲの仲間。成体の寿命が尽きるとポリプと言われる幼体に戻る。文字どうり不老不死のクラゲ。

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こちらはゼラチン状の殻を持ち寄生性の甲殻類。魚類などに寄生して血液を吸う。

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イカやクモカニの幼生やカイアシ類。

いざミクロの世界へ! 海のプランクトンを拡大して見てみると奇妙なクリーチャーたちが!

現在確認されている中で最大級の珪藻。大きさは0.2mmほど

クリス・ボウラーは「これらの小さなプランクトンが、光合成によって地球上の酸素の半分を提供し、すべての海洋生物が依存する食物連鎖のベースになっている。海洋プランクトンは地球の生命維持システムにおいて重要な存在だ。」と語る。

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いざミクロの世界へ! 海のプランクトンを拡大して見てみると奇妙なクリーチャーたちが!

世界中の海からプランクトンを採取するために、航海は過酷を極めたという。

この研究のために、航海した総移動距離は約87000マイル(14万キロ)。
北極の氷の中に10日間閉じ込められたり、地中海では猛嵐、アデン湾では海賊からの攻撃に怯えフランス海軍からの保護を受けて航海をなんとか乗り切ったという。

 

via:dailymail(英語)

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