【足クサからの解放】 足の臭いに悩んだ英国紳士、4年前から裸足で生活する
暑くなってくるこれからの季節、どうしても気になってしまうのが自分の体臭だ。
近年は、様々なデオドラント剤が販売されているが、イギリスにデオドラント剤に頼らない形で、消臭を実現した男がいる。
足クサを治すために靴を捨てた男
その男性は、イギリスのロンドン、ケンジントンに住むベン・ドネリー（Ben Donnelly）33歳。彼は、24時間どんなときも靴を履かないので生活している。
裸足で駅のホームにやってきたベン。彼は靴を買えないのではない、履きたくないのだ。
ベンは、2002年にロンドンのサリー大学で音楽を学び、音楽教師として働いていた。しかし、彼には悩みがあった。そう、それが強烈な足の臭い。ベンは足汗をかきやすい体質らしく、自分の足の臭いにうんざりしていたのだ。元々、窮屈な靴を履くことが苦手だったというベン。しかし、学校の教師が靴を履かずに授業を行うわけにはいかない。
悩んだ結果、ベンは4年前に学校の教師を辞め、家庭教師になった。そして、その頃から彼は靴を完全に捨てたのだ。
店にも裸足で入店するベン
それからというも、ベンは外出する時も含めて、24時間常に裸足で過ごしている。ベンはついに足の臭いと、窮屈な靴から解放されたのである。
雨の日も雪の日も裸足
ベンは、雨の日だろうが雪の日だろうが常に裸足で行動する。当然、彼を見かけた通行人は怪訝な目でベンを見るという。
非常に変わり者のベンだが、彼には彼女おり、彼女のカロリーナ・リオ（Carolina Lio）32歳は、彼の行動を支持しているという。
ベンと彼女のカロリーナ
足の裏は、やはり汚い
また友人もおり、友人とサッカー観戦をするときも裸足である。裸足になったことで足の臭いが気にならなくなったと語るベン。友人や恋人も彼が裸足であることをあまり気にしないようで、人間関係でのデメリットはほとんどないようだ。
友人のユセフ・マラフィ（Yousef Marafi）と応援するクイーンズ・パーク・レンジャーズFCのサッカーの試合を観戦しに来た時
アメリカ、ボストンにあるマサチューセッツ州会議事堂前を訪れた時。ちなみに地面は雪が積もっている。
年に2回くらいはガラスを踏む
しかし、一つだけ不自由することがある。それは路上に落ちているゴミだ。ロンドンの街にはガラスの破片や、タバコの吸い殻、さらには犬のウンチが落ちていることがあり、たびたび踏んでしまうのだ。
ロンドンの街には危険がいっぱい
ちょいちょい、ガラスの破片で足を怪我するが問題ないそう
ベンは「私は元々、靴を履くことが好きではありませんでした。足も臭くなります。4年前にやっと裸足で生活できる人生を手に入れたのです。」「ですが、年に2回くらい、ガラスの破片を踏んで足を怪我してしまうんです。まあでも、感染症などになったことはないですし、たいした問題ではないですね」と語っている。
ダースベイダーよりもベンの足元に目がいってしまう
サンダル履きではダメだったのだろうか・・・。
via：dailymail（英語）