こんな姿見たことない！リラックスし過ぎたカバは仰向けになる

のんびりとした見た目に反し、時に凶暴な性格で人間を襲うこともあるカバ。 しかしこのたび、野生のカバの滅多にお目にかかれない姿が目撃されたのである。

仰向けでリラックスするカバ

その光景が目撃されたのは、南アフリカのクルーガー国立公園。この日、家族とこの地を訪れていたカメラマンのジャッキー・シリアーズ（Jackie Cilliers）52歳が、水辺で異様な恰好をしているカバを目撃した。 こちらが、ジャッキーが10メートルほど離れた場所から撮影したカバの姿。

なんと、カバが仰向けの状態で水に浮かんでいたのである。その姿にジャッキーはカバがケガをして衰弱していると思ったんだそう。しかし、どうやらそうではなかったようなのだ。

カバは衰弱しているどころか、リラックスしていたのだ。 この日の天気は晴天で、あくびをしながら仰向けで浮かぶカバの姿は、まるで日光浴を楽しんでいるかのようだったという。この動作を数分間、数回にわたって繰り返していたそう。

この時のことを、ジャッキーは「私が知る限り、誰もがこれまでに見たことがない姿です。野生のカバのこんな姿を見られることは、今後の人生でも恐らく今回だけでしょう」と語っている。 同じ水辺に生息するワニですら、成体になったカバは脂肪層が厚くて歯が立たないという。天敵とはほぼ無縁の存在だからこそできる王者の余裕なのかもしれない。

 

via:dailymail（英語）

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