「流氷うっす!」 薄い氷の上を、体重を分散して慎重に進むホッキョクグマ!
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陸上肉食獣として地球最大の生物ホッキョクグマ。
動物園での可愛らしい姿とは異なり、野生のホッキョクグマは時として獰猛で、非常に危険な生物である。しかし、このたび野生のホッキョクグマのちょっとマヌケな姿が撮影された。
薄い氷の上を慎重に歩くホッキョクグマ
その写真が撮影されたのは、北極のボーフォート海。写真家のゲーリー・モーガン(Gary Morgan)が撮影した。
ゲーリーはカナダの沿岸警備隊の砕氷船に乗っていたそうで、船で氷を割りながら航海をしていた。その時の海上のエル氷はそれほど厚いものでは無かったという。
するとゲーリーの前に一頭のホッキョクグマが現れる。その個体は大人のオスで、通常オスの体重は400~600キロにもなる。そんな自分の体重を分かっているのか、薄い氷の上を四つん這いの姿勢で慎重に歩いていたのだという。
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ゲーリーは「オスのホッキョクグマは、アザラシでも探していたのでしょう。しかし、その氷は彼の体重を支えるのに十分なものではありませんでした。そのため、そのホッキョクグマは四つん這いに、そして時には腹ばいの恰好で慎重に氷の上を進んでいました。」と語る。
寒さに強いホッキョクグマとはいえ、北極の冷たい海水に浸かるのは、やはり嫌だったのだろう。
via:dailymail(英語)
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