5年前に仲間同士のケンカで首を骨折したキリン 首が曲がったまま元気に生存
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キリンは大人しい草食動物と思われがちだが、凶暴な側面も持っている。食性は基本的に草食であるが、たんぱく質を摂取するために、時として鳥などの小動物を食べることがある。また、縄張りやメスを取り合ってオス同士で壮絶なケンカをする。自分の長い首をハンマーのようにしてぶつけ合い、そのケンカは片方が死亡することもある。
タンザニアのセレンゲティ国立自然保護区には、一頭だけ首が曲がったキリンがいる。
サファリガイドによると、そのキリンはオスで5年前にメスをめぐってオス同士のケンカをし、首の骨を骨折してしまったというのだ。
通常、このような首を骨折したキリンは即死か、もし即死をまぬがれたとしても、衰弱死もしくはライオンなどの肉食獣に襲われて生き残ることはできない。
しかし、この首の曲がったキリンは野生化であるにもかかわらず、幸運にも生き残った。そして骨折から5年が経過した現在も元気に生きているのだ。
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このキリンの写真は、野生動物写真家マーク・ドライスデール(Mark Drysdale)によって撮影された。
via:dailymail(英語)
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