完全に計画犯! オスライオンにお茶目なドッキリを仕掛けるメスライオン
2017/05/07
通常ライオンといえば、一匹のオスライオンが複数のメスライオンを囲い、狩りなどをメスにおこなわせ、オスはメスが捕らえた獲物を食べるという完全な男性優位の群れを形成する。
しかし今回、のんびり屋なオスライオンにイタズラを仕掛けるお茶目なメスライオンという、微笑ましい光景が撮影されたのだ。
忍び足でオスライオンに近づき、突然驚かすメスライオン
そのライオンは完全な野生ではなく、動物の保護施設を運営しているサラ・カーター(Sarah Carter)45歳によって保護され、現在保護区内で暮らしているライオンのパートナーである。
オスのライオンはシャング(Shangu)、メスのライオンにはシャニ(Shani)という名前がつけられている。
ある日、オスライオンのシャングが、保護区に設置されたフェンスにとまる小さなトカゲを眺めていたそう。するとそこにやって来たメスライオンのシャニが、シャングに気づかれないよう静かに近づく。
そして、不意打ちでシャングの体にタッチするイタズラを仕掛けたのだ。驚いたシャングは飛び上がり、お茶目なシャニに結構な勢いで注意をする。
こちらがその映像
動画:youtubeより『Lioness sneaks up on male lion』
※スマホからツイッター等のSNSで、当サイトにアクセスされている場合、動画再生が重い場合があるようです。その際は、他のブラウザよりアクセスしていただくと改善されます
2頭を保護しているサラは、「シャニは、イタズラの機会を逃すことはありません。隙あらばシャングを驚かせるのです。」「一方のシャングはのんびり屋で、鳥や蝶、飛行機をいつも眺めています。この時も、フェンスにとまったトカゲに釘付けになっていたので、シャニにイタズラされてしまったのです。」と語っている。
完全な野生のライオンではないとは言え、一対一の対決では明らかに力が上のオスライオンにイタズラを仕掛けるメスライオンの映像はとても珍しい。また、ライオンの遊び心が垣間見えた瞬間である。
via:dailymail(英語)