全ての食品にアレルギーを持つ男性 2013年から食事をやめる
2016/10/31
すべての食品にアレルギーを持っているという、希な症状に苦しむ男性がいる。
その人物は、アメリカ・ユタ州のリーハイに住むアレックス・ヴィスカー(Alex Visker)19歳。
こちらがアレックスを紹介する動画
動画:youtubeより『Allergic To Food: Boy Hasn’t Eaten In Two Years Due To Rare Disorder』
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彼は、食事をとると極端な頭痛や筋肉や骨の痛み、胃の痙攣、意識朦朧といったアレルギー症状がでるため、一切の固形物を食べることができないのだ。食品以外にも香水や草、ラテックス、車の排気ガスなどにもアレルギー反応が出るため、ほとんど自宅から外出することはできない。
そのため、2013年からは食品を摂取することを完全にやめ、胃にチューブから直接栄養を送っている。
アレックスは「食べ物は私を傷つけます。トマトを食べたら高熱が出ました。また、香水の匂いを嗅いでしまうと、まるで2日3日寝ていないかというほどの意識の朦朧を感じるのです。」と語る。
彼の症状は、幼い頃に発症した一般的なピーナッツアレルギーから始まった。それからというもの、ひどい頭痛などに苦しみ、その原因を特定するのに数十件もの医師や専門家の元を訪ねたという。
その結果判明したのが、ほぼ全ての食品アレルギーである。かろうじて栄養チューブからの栄養吸収ができたため、命を失う自体にはならなかった。
現在、彼の身長は6フィート2インチ(約188センチ)あるにもかかわらず、体重は155ポンド(約70)キロと痩せ型である。
アレックスの現在の夢は、自宅でコンピュータのプログラミングをおこなう仕事を得ることだそう。
via:dailymail(英語)