犬を盗んだホームレス 飼い主にバレないように盗んだ犬を黒く染めるも発覚!
アメリカ・ワシントン州のシアトルで、犬の盗難事件が発生した。
事件は先週の火曜日、ロバート・リュシエ(Robert Lucier)一家が、シアトルの食料品店で買い物をしていた時に発生する。
一緒に連れて来ていたペットの犬のワッフル(Waffle)を、店先に縛って買い物をしていたところ、何者かによってワッフルが盗まれてしまったのである。
その後、飼い主のロバートと彼の6歳と11歳の子どもは、ワッフルを見つけるために市内各地にチラシを掲示して、捜索をおこなった。
すると、数日後ある電話がかかってきたのだ。それは「チラシの犬にそっくりの犬が、公衆トイレで毛を黒染めされていました。」という目撃者からのもの。
ロバートは警察にその情報を伝え、連絡で聞いた場所に探しに行ったのだ。そこで、ロバートはワッフルと再会をする。
その時のことをロバートは「目を疑ってしまった」と語る。そしてロバートは黒い犬に「えっワッフルだよね!?」と声をかけたそう。
すると、その黒い犬を連れていた女性は「何言っているの?これは私の犬です!!」と答え、口論に発展。
犬を盗んだ女性は「あなたは私に暴力を振るった!警察を呼びますよ!」とまで言いがかりをつけてきたそう。
その後二人は、パトカーに乗せられ、どちらが犬の飼い主か争うことになったそうだが、ワッフルには実は所有者を証明するためのマイクロチップが体に埋め込まれており、間もなく正式にロバートの元に戻ってきたという。ワッフルを盗んだ女性は住所不定の路上生活だったそうだ。
黒く染められてしまったワッフルはというと、ロバートが懸命にシャンプーをしたにもかかわらず、色が落ちることはなかった。毛が生え変わるまでは黒いままのようで、もともとは犬種であるケアーン・テリア特有の茶とグレーの毛色だった。
via:DAILY NEWS(英語)