太陽を食べる!? 食事の代わりに日光からエネルギーをとる中国人女性が増加中
中国、香港のビーチで太陽を眺め続ける不思議な集団がいるという。
その集団のほとんどは20代から30代の若い女性で、なんと彼女たちは「太陽を食べている」というのである。
太陽光を浴びることによって、太陽からの太陽エネルギーを吸収することができるとのことで、彼女たちは、この太陽エネルギーが食事の代わりになると信じてこの健康法をおこなっているのだ。そして、この太陽エネルギーを得ることによって、美容や睡眠の質が改善するという。
中国の地元メディアは、これらの女性たちを「食日女」と題し、携帯電話でアラームをセットし最大で1時間ほど太陽の光を食べていると報じている。
話だけを聞くと、いささか不気味なように思えるが、全く根拠のない話ではない。
この太陽エネルギーが、本当に食事の代わりになると考えている人々は世界に存在し、太陽エネルギーのみを吸収し水以外は一切口にしない「不食生活」をおくっていると主張する人々が、複数存在するのも事実である。
また、太陽光を浴びることで自律神経を整え、睡眠の質が上がるというのは、科学的にも報告されている。
しかし、太陽エネルギーを食事の代わりにするというものは、現在のところ科学的には証明されておらず、今回の中国の健康法についても、皮膚科の専門医は「太陽光と水面の反射によって高い紫外線を浴び、皮膚に良くない」と語り、眼科医も「結膜疾患や白内障のリスクを高める」として懸念している。
中国の人々は「コタツの足以外ならなんでも食べる」と言われるほど、食への追求心が強いことを表現されることがあるが、まさか太陽まで食べだすとは驚きである。
via:東網電視(中国語)