クリスマス以来行方不明だった「ワンちゃんスタイルで散歩する女性」無事発見
ネット上でひそかに話題になっていた女性が、クリスマスイブから行方不明になっていると、昨日(2017年1月4日)イギリスのタブロイド紙、デイリーメールが報じた。
ワンちゃんスタイルで生活する女性がクリスマスイブに行方不明
その女性は、アメリカのニューヨークに住んでいたアンナ・テシュ(Anna Teshu)23歳。彼女は2015年5月に、犬用の首輪をつけた状態で散歩している姿が、ネット上に投稿され、一部の人たちの間で有名になった人物。
しかし、去年のクリスマスイブにニューヨークで目撃されたのを最後に行方不明になったのだ。
首輪は婚約指輪に代わるアイテムだと語っていた
首輪姿の画像がネット上に出回った当時、アンナ・テシュが付き合っていた恋人はネイサン・ライリー(Nathan Riely)。アンナは、スタッド付きのゴツイ首輪を着用し、ネイサンにリードを持ってもらい外出していた。二人にとって首輪とリードは婚約指輪と同じロマンチックな存在だと、その当時語っている。
また、アンナは散歩だけでなく犬用のケージ内で昼寝をしていた。まさに犬のような生活をしていたのだ。そして、それを恥ずかしがるでもなく自身のFacebookに投稿して公開していた。
そんな仲睦まじい二人であったがその後、破局。こうしてアンナのワンちゃん生活は終了したかに思われたが、そうではなかった。
新恋人ともワンちゃん生活を行う
恋人と別れたアンナだったが、その後に交際したポール・マトランガ(Paul Matranga)とも、このワンちゃん生活をおこなったのだ。
新恋人との相性も良かったようで、アンナとポールは結婚することをFacebookで報告。アンナ・マトランガ(Anna Matranga)としてFacebookも新しく作った。
しかし、前述のとおり去年のクリスマスを最後に行方不明になってしまったのだ(Facebookには1月1日に更新がされていた)。
犬のようにふるまうアンナの奇妙な行動についてだが、アンナは2015年に動物虐待容疑で訴えられている。当時交際していたネイサンの飼い犬を車の中に放置して熱中症で死亡させるという事件を起こしたのだ。その時の弁護士、アレン・カペッリ(Allen Cappelli)は、アンナのことを精神障害を抱えていたと取材したメディアにコメントしている。
行方不明になったアンナを捜索するため、ニューヨーク市警が動き出す事態になり、海外メディアも彼女が行方不明だと報じたのだ。
その後、何事もなかったかのようにFacebookを更新
デイリーメールの記事では、行方不明になったというところで終わっているが、筆者が彼女のFacebookを確認したところ、本日(2017年1月4日)彼女のFacebookが更新されたのである。
その投稿がこちら。
「みんな、私は元気よ(I am fine everyone.)」というコメントとともにライブ動画を投稿したのだ。動画の中には夫のポール・マトランガも確認できる。
どうやら行方不明騒動は周囲の取り越し苦労だったようだ。何ともお騒がせな人物である。
via:dailymail(英語)