犬と一緒に育てられたアライグマのパンプキン! 犬と仲良しでスイカが大好物!
2016/10/31
先日、日本の秋葉原でアライグマが捕獲される騒動があったが、西インド諸島のバハマにはまるで犬のようなアライグマがいる。
それは、パンプキン(Pumpkin)と名付けられたアライグマ。ロージーケンプ(Rosie Kemp)という女性に保護され、現在ロージーの娘ローラ・ヤング(Laura Young)と彼女の夫ウィリアム(William)と一緒に暮らしている。
パンプキンはもともと野生のアライグマだったのだが、去年の秋に母親に捨てられ、木から落ちてケガしていたところをロージーによって助けられたのである。その時は生後1か月ほどで足の骨を骨折していた。
しかし、ロージーらの賢明な治療によって回復。現在では元気に動き回っている。
現在の飼い主ローラによると、「パンプキンはトイレも覚えており、とても賢い」とのこと。パンプキンがこれほどまでに従順な性格に育ったのは、一緒に飼われている2匹の犬トフィー(Toffee)とオレオ(Oreo)の影響がある。
パンプキン自身も自分のことを犬と思っているのか、トフィーやオレオに抱き着いて眠るなど、非常に仲の良い関係にあるという。
パンプキンを野生に返せるかは分からないとのことだが、既に人間に慣れており、好物はスイカと卵で、エアコンの効いた涼しい室内が大好きとの点から、再び野生に戻すのは困難と思われる。
パンプキンは現在まだ1歳のアライグマだが、成長に伴って気性が荒くなる個体が多いとされているだけに、今後の成長が心配だ。
ちなみに日本ではアライグマは、特定外来生物に指定されたためペットとして飼うことは基本的にはできないが、パンプキンの暮らしているバハマでは問題ないそう。
パンプキンの可愛らしい姿が人気を集めており、SNSでは多くのファンを持っている。
こちらがパンプキンのSNS インスタグラム:『pumpkintheraccoon』、ツイッター:『Pumpkin The Raccoon』
via:dailymail(英語)