なんと親子4世代に渡って遺伝！白斑によって白髪の前髪を持って生まれた少女
アメリカに少し変わった親子がいる。その親子は前髪の一部が白髪なのである。
髪をブリーチしたわけではなく生まれつきだという。
白斑によって生まれつき前髪の一部が白髪の親子
その親子が住んでいるのは、アメリカ、サウスカロライナ州のリッチランド。
ここに住むブリアナ・ワーシー（Brianna Worthy）23歳は、生まれつき前髪の一部が白髪の状態だった。これは白斑によるものである。
白斑とは、体の皮膚の一部から色素が抜ける現象で、後天的に起きることもあれば、生まれつきの場合もある。白斑自体はそれほど珍しい症状ではないのだが、彼女の生後18か月の娘ミリアンナ（MilliAnna）にも彼女と同じ特徴があったのだ。
ブリアナ・ワーシーとその娘ミリアンナ
生まれたばかりのミリアンナ。すでに前髪部分が真っ白
膝の部分にも症状があらわれているが、皮膚の色素が抜ける白斑によって、前髪部分も白髪になってしまった
白斑は見た目こそ目立つが、健康面での大きな悪影響はない
家族4世代が同様の特徴を持っている
母子で同じような特徴が現れただけでも珍しいのだが、驚くべきことにこの特徴は4世代にもわたって引き継がれているというのだ。
ミリアンナの祖母、ジェニファー（Jennifer）41歳、そして曾祖母のジョアンナ（Jaonne）59歳も、生まれつき白斑による頭髪の脱色があったのだ。
こちらは子・母・祖母
画像左がジェニファー、左から3番目がジョアンナ、そしてミリアンナとワーシー
幼い頃は、スカンクみたいなヘアスタイルだと言われ、バカにされることもあったというワーシーだが、彼女は娘ミリアンナのことを「私の娘は美しく、そして特別な存在です」と誇らしげに語ったという。
幼い頃のワーシー
なぜ、4世代にもわたって同じ特徴が受け継がれたのかは分からないが、女系にしかこの特徴が出ていないのは、なんらかの遺伝上の関連性があるのかもしれない。
via：dailymail（英語）