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水たまりに取り残された赤ちゃんアザラシと、興味津々の30頭のウシ

   

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バードウォッチングをしていた男性が、陸上に一頭ポツンと残されたアザラシを発見した。

そこは、イギリスのリンカンシャー州。この地でバードウォッチングをしていたイアン・エリス(Ian Ellis)67歳が、持っていた双眼鏡で、陸地に取り残されていた生後まもない赤ちゃんアザラシを発見した。

赤ちゃんアザラシは、わずかに出来た水たまりで怯えているようだった。それもそのはず、30頭ほどの牛の群れがアザラシの周りをとり囲んでいたのである。しかし、牛はアザラシに危害を与えることはなく、興味津々の様子で見つめていたという。

水たまりに取り残された赤ちゃんアザラシと、興味津々の30頭のウシ

30頭の牛の群れに囲まれる赤ちゃんアザラシ。

発見者のイアン・エリスと連絡を受けて駆けつけた、「鳥や全ての動物保護慈善団体(RSPB)」のトビー・コレット(Toby Collett)の二人が救出することに、トビーがアザラシを運び出し、イアンが自身のコートに包み込んで駐車場まで運んだという。

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水たまりに取り残された赤ちゃんアザラシと、興味津々の30頭のウシ

発見者のイアン・エリス

水たまりに取り残された赤ちゃんアザラシと、興味津々の30頭のウシ

潮の流れによって、母親とはぐれてしまったとみられる。脱水と低体重により衰弱していた。

保護された赤ちゃんアザラシはというと、生後5日ほどとみられ、幸いケガはしていなかったものの、脱水症状と深刻な低体重で衰弱していた。現在は抗生物質などを与えられ状態は安定しているそうで、脂肪分の多いニシンが与えられている。

水たまりに取り残された赤ちゃんアザラシと、興味津々の30頭のウシ

野生で生きられるようになるまで、人の手で育てられ、その後野生に返される予定だという。

赤ちゃんアザラシはセレブレイション(Celebration)という名前がつけられ、自分一人で生きていけるようになるまで、人間の手で育てられ、その後野生に返される予定だという。

 

 

via:dailymail(英語)

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