実働車!第一次世界大戦で作られた100年前の機関銃付バイクがオークションへ
第一次世界大戦でロシア軍が使用するために製造された機関銃付きのバイクが、今週土曜日にオークションに出品されるという。しかもそのバイクは実働車で、実際に走らせることが可能なのだという。
その機関銃が装備された軍用バイクは、ロシア軍のために同じ連合国であるイギリスが1917年に製造したもの。実際に戦線に投入されなかったもので、室内に少なくとも60年間保管されていたため、ほぼ完全な状態だ。
このバイクは1998年に、第一次世界大戦の軍事マニアのクリス・ロバーツ(Chris Roberts)が買収したもの。買収当時、安全上の問題からか機関銃は取り外されていた。
その後、クリスが戦時中当時の仕様に戻すため、実際にこの軍用バイクに装備されていたヴィッカース重機関銃(イギリスの重機関銃)を再び取り付けて、状態を復元させたのだ。
100年前のバイクであるにもかかわらず、驚くべきことに実働車であり、実際に走行させることができる。
こちらが、イベントで実際に走行させている時の動画
動画:youtubeより『WW1 1917 Matchless and Vickers Machine Gun Sidecar』
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この軍用バイクは、土曜日にロンドンのオークション「Bonhams」に出品される予定となっており、予想価格では25000ポンドから30000ポンド(日本円で約490万円~590万円)で落札されることが予想されているという。
via:dailymail(英語)