エクストリームフィッシング!? 水面から飛び出す魚をキャッチする新スポーツ
アメリカ・イリノイ州のネイサン・ウォリック(Nathan Wallick)とザック・ホフマン(Zac Hoffman)の二人が新スポーツを発案したという。
その新スポーツは、「スカーピング(skarping)」と呼ばれる。
このスカーピングが出来るのは、イリノイ州のイリノイ川。この川には北米では外来種にあたる「ハクレン」というコイ科の魚がいる。ハクレンは毎年初夏になると、産卵のため一か所に集まって産卵をおこなう。その際に集団で水面から飛び出す行動をとるのだ。詳しいメカニズムは分かっていないが音や振動に反応して水面から勢いよく飛び出してくる。
その飛び出してきたハクレンを、ウェイクボートをしながら、手に持った網でキャッチするというスポーツなのだ。
こちらが動画
動画:youtubeより『New Water Sport “Skarping” Peoria Carp Hunters』
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以下画像は動画のキャプチャ
大きなハクレンは、体長が最大で4フィート(約130センチ)重量40ポンド(約18キロ)にもなる。また水面から10フィート(約3メートル)程の高さまで飛び跳ねるため、ハクレンが頭に当たると非常に危険で、ヘルメットの着用が必要だ。
発案者の二人によると「スカーピングは、ウォータースポーツと球技、フィッシングの3種を同時に楽しむことが出来る新スポーツです。将来的にはオリンピック競技になるかもしれない」と冗談交じりに語っている。
日本にも利根川にハクレンが生息しており、毎年5月~7月にかけて水面から飛び出す産卵行動が見られるので、チャレンジ可能ではあるが、魚がちょっと可哀想だ。
via:dailymail(英語)