インドネシアのジャカルタで魚が大量死 原因は特定できていない
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インドネシアのジャカルタで、魚が大量死しているのが発見された。
大量死が起きたのはジャカルタのシトラ湖。その数は尋常ではなく数百トン単位の死んだ魚が水面に浮き、周囲は悪臭を放っているという。
インドネシアで魚が大量死
魚の大量死が発見されたのは、先月の下旬ごろから。
地元漁師によると、「ある日の午前中に数十匹の魚が死んで水面に浮かんでいるのを見つけました。しかし、時間とともにその数が増え、水面全体が死んだ魚で埋め尽くされ、ひどい悪臭を放つようになったのです。」とのこと。
魚が一度に大量死する事例は過去にも報告されており、珍しいことではない。しかし、今回の大量死の原因は現在も特定されていないのである。
地元の漁業組合は、少し前に発生した豪雨によって水温が急上昇し、水中の酸素濃度が下がり、魚たちが酸欠で亡くなった可能性を示唆している。
また、環境団体「グリンピース」の活動家は周辺の汚染された河川の水が流れ込んだことによる産業公害の可能性を訴えている。
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しかしながら、その原因はいまだ特定されておらず、ジャカルタ環境庁(BPLHD)は詳細な分析をおこなうために、死亡した魚のサンプルを採取し、詳しい原因解明を急いでいる。
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