生きたコオロギが操縦をする子供用玩具「バグ・レーサー」発売!
12月ももうすぐ半ば、街ではクリスマスイルミネーションが点灯し始め、クリスマスの雰囲気を感じるようになった。
そろそろお子さんへのクリスマスプレゼントを考え始めた、親御さんも多いと思うが、海外の玩具メーカーがとんでもないオモチャを発売したのだ。
それは、生きたコオロギに操縦させるラジコンカー「バグ・レーサー(The Bug Racer)」。
コオロギを中にいれ、その動きで車をコントロールする「バグ・レーサー」
最近のオモチャはハイテク化しており、二足歩行をするロボット型のオモチャや、小型のドローンのようなものまで存在する。
しかし、アメリカの玩具メーカーであるマテル社は、人工知能や高度なプログラムを積んだコンピューター制御によるハイテク玩具と一線を画すオモチャを作ったのだ。それは、生きたコオロギを中に入れて、その反応に合わせてラジコンを動かすという「バグ・レーサー」。
バグ・レーサーには、最大5匹までのコオロギを搭載できるようになっており、ラジコン内部でコオロギが左右どちらへ移動したかをセンサーが感知して、ラジコンが動くようになっているのだ。
メーカーによると対象年齢は6歳以上だそうで、単なるオモチャとしてではなく、子どもの学習体験としても役立つという。
こちらが、バグ・レーサーのプロモーション動画。内容はかなりサイコ
動画:youtubeより『BUG RACER WITH JEFFERY X. BUGMANN』
バグ・レーサーは4つのモードを搭載
コオロギの反応にあわせて駆動するバグ・レーサーには「バグボタン」というモード選択ボタンが付いている。バグボタンを押す回数で、4つの運転モードを選択できるようになっている。
1.「クリケット・イン・チャージモード(CRICKET IN CHARGE)」
コオロギの動きをセンサーが感知して左右に駆動する通常モード。
2.「ドラッグ・レーシングモード(DRAG RACING)」
コオロギを入れた状態で、直線走行をする。
3.「オート・ドライブモード(AUTO DRIVE)」
コオロギが乗っていなくても、自動で走行する。
4.「ライト・ショーモード(LIGHT SHOW)」
内部のライトが点灯し、コオロギをライトアップする。
同封される説明書にはコオロギの飼育の仕方が記載されており、子どもは遊びと共に命の大切さを学ぶことができるという。
このバグ・レーサーは、アメリカのトイザラスなどで購入可能だそうだが、肝心のコオロギはついていないそうなので、ペットショップで別途購入するか、自力で捕獲する必要があるという。
via:bugracercar.com(英語)
※こちらが商品サイトで、動画や詳しい説明が記載されている。