新種の毒蛇「キンバリー・デス・アダー」発見! 噛まれればマヒや死亡の可能性
スポンサーリンク
オーストラリアで新種の毒蛇が発見された。
そのヘビは世界でもトップ10に入るといわれる猛毒を持つヘビ「デスアダー(和名:トゲオマムシ)」の一種。
オーストラリアとイギリスの研究者によってオーストラリア西部のキンバリー地域で発見されたことから「キンバリーデスアダー(Kimberley death adder)(学名:Acanthophis cryptamydros)」と名付けられた。全長は50センチほどでそれほど大きくはないヘビだ。
このヘビは、ABCニュースによると数年前から発見されていたが、これまでデスアダーの一例であると考えられていたのである。最近になって、イギリスのバンガー大学がDNA配列を分析。その結果、新種であることが判明したのだ。
スポンサーリンク
その発見は、ジャーナル紙「Zootaxa」にて発表され、西オーストラリア博物館の爬虫類・両生類学の専門家ポール・ダウティ(Paul Doughty)によると、「この種のヘビに噛まれて、迅速な治療を受けなければ、マヒや死亡する可能性があります。」「このヘビは岩や枯草に擬態して、普段は獲物を待ち伏せするために隠れているので、存在に気が付かないことが多いのです。」「尻尾の先端をルアーのようにしてトカゲをおびき寄せて捕食するほか、鳥や小動物も食べます。」と語る。
via:ABCnews(英語)
スポンサーリンク