サメも芸を覚える! 体重1トンの巨大なイタチザメを手なずけた男
海の獰猛な捕食者サメ。
時として人間を襲うことがあり、毎年多くの海水浴客やサーファーがサメの被害にあって命を落としている。
しかし、世界で初めてサメに芸を覚えさせた男がいるという。
サメを完全に手なずけた男
その人物は、イーライ・マルティネス(Eli Martinez)44歳。
サメは魚類であるため、知能が高い哺乳類のイルカと比較すると知能が低く、本能に従って行動する生物だ。
しかし、イーライの手にかかると、獰猛なサメがまるでペットのようになるというのだ。
こちらの映像は、イーライが体重1トンはあるイタチザメを手の平で180度スピンさせる動画
動画:youtubeより『Incredible moment brave diver DANCES with giant tiger shark』
この動画の大きなサメは、エマ(Emma)という名前がつけられている。
イーライは、このエマに訓練をして、ここまで手なずけることに成功したというのだ。
この動画が撮影されたバハマ湾の海に、イーライは2003年からダイビングをしてサメと触れ合っている。そしてこのエマとは8年以上の付き合いになるという。
イーライは「私は、間違いなく世界で初めてイタチザメを手なずけた人間です。」「まず、サメに人間を慣れさせるために、鼻をこすることから始めました。次第にサメは私と一緒にいるのを快適に感じるようになります。」と語る。
海に生息しているサメに名前を付けて特定するのも驚きだが、サメも熱心に教えてあげれば芸を覚えるようだ。
via:dailymail(英語)