赤ちゃんゾウ危機一髪！ アフリカゾウの鼻に噛み付いたワニとの綱引き勃発！
地上最大の生物アフリカゾウと、水陸両用のハンターワニの貴重な瞬間が撮影された。
赤ちゃんゾウの鼻にワニが噛み付き、ゾウとワニの綱引きによる力比べがおこなわれたのである。
地上最大の生物アフリカゾウVS水陸両用のハンターワニ
その決定的な瞬間が撮影されたのは、ジンバブエのザンベジ渓谷にあるマナ・プールと呼ばれる水場。アマチュアカメラマンのフランソワ・ボーマン(Francois Borman)48歳が撮影した。
フランソワは、動物たちの自然な姿を写真におさめるために、茂みの中に数時間にもわたって身を潜め、カメラを構えていたという。すると驚くべきことが起きた。
「ゾウの群れが水を飲むために水場にやって来てきました。浅瀬で赤ちゃんゾウが水遊びをしていたのですが、突然泥の中から大きなワニが現れ、赤ちゃんゾウの鼻先に噛み付いたのです。」
「あそこにワニが潜んでいるとは、誰も思いもしませんでした。」
浅瀬で遊ぶゾウとゆっくりと近づくワニ。
よく見ると水面にワニの背中が確認できる
そして、ワニが赤ちゃんゾウに襲いかかる
必死にもがくが、ワニはがっちりと噛み付き離さない。
そして母親のゾウが子どもの非常事態に気づく
ワニとアフリカゾウの綱引きへ
「噛まれた赤ちゃんゾウは悲鳴をあげて、もがきました。少しの間綱引きのような状態になったのですが、それに気がついた母親のゾウが手助けをし、やっとワニが赤ちゃんゾウの鼻を離したのです。」
ワニが赤ちゃんゾウを離す。
運良く、水中に引きずり込まれずに済んだ
「私はとても興奮していました。野生生物の写真家は、一枚の写真を撮影するために長時間待つことを強いられますが、このような瞬間こそがその報酬なのです。」と語っている。
via：dailymail(英語)