用途に合わせ取り換え可能!? LEGOブロックと互換性のある電動の義手!
スウェーデンのウメオ大学のカルロスアルトゥーロ・トーレストバー(Carlos Arturo Torres Tovar)という人物が、コンプレックスをかかえる子どもたちの助けになる義手を製作した。
それは、「LEGOブロックと互換性をもつ義手」。
バッテリー部分、電源式アダプターの役割を果たすアーム部分、電動で動作するハンドの3つのパーツで構成されており。ハンド部分は4本の指が備え付けられており、物やボールをつかむことが出来る。驚くべきは、そのハンド部分を取り外すと、LEGOブロックで作った他のパーツに交換することが出来るというのである。
こちらの動画では、LEGOで作ったショベルカーのようなパーツや、回転するライト、カニのハサミのような形状のパーツに交換して、動かしている。
動画:youtubeより『IKO Creative Prosthetic System』
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交換したパーツをどのようにして操作しているのかは不明だが、取り換え可能なパーツにより、無限の可能性を持っているという。
また設計者のカルロスは、「義手を装着している子どもたちは、周囲と違うことに対するコンプレックスを抱えている。この義手が生活を助ける補助器具としての役割だけでなく、オモチャとしての役割を果たせれば、そのコンプレックス解消に役立つだろう」と語る。
たしかに、LEGOブロックで動く義手があれば、コンプレックス解消どころか、瞬く間にクラスの人気者になりそうである。