絶滅したと思われていた鳥が72年ぶりに発見される！

このたび、ミャンマーで、1941年以降確認されず、絶滅したと思われていた鳥が72年ぶりに発見されたとのこと。

発見報告が、発表されたのは先週3月5日のこと。

その鳥はミャンマー・ジャードン・チメドリというスズメ程の小型の鳥。
1862年1月に博物学者TC Jerdonによってミャンマーで発見され、発見者の名前からその名がつけられた。

 

ミャンマーのヤンゴン周辺の湿地帯や草原に生息していたが、この1900年頃からヤンゴンは急速に都市化。それにより生息地が奪われ、数が激減。1941年7月の確認を最後に、絶滅したと思われていた。

 

しかし、2014年5月30日にミャンマーのバゴー地域を流れているシッタン川の流域で、このミャンマー・ジャードン・チメドリを確認した。

発見したのは野生動物保護協会（the Wildlife Conservation Society）のチーム。
その後二日間の捜索の結果、複数のミャンマー・ジャードン・チメドリを発見し、その独特の鳴き声を録音。さらに成体の捕獲に成功し、下記の写真と血液のサンプルと取ることができた。

 

 

生存を確認することはできたが長らく生存を確認できなかったことから、絶滅の危機に瀕していることには変わりなく、早急にに生息域の確認とその保護が急務だとオリエンタルバードクラブのリチャード・トーマスは訴えている。

出典：national geographic（http://news.nationalgeographic.com/）

 

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