黒猫がまだら模様の猫にモデルチェンジ!? 白斑症によって模様が変わった猫!
黒猫からまだら模様の猫に、模様がモデルチェンジした猫がいる。
その猫は、現在18歳のスクラッピ(Scrappy)という高齢の猫。
元々、黒猫だったのだが、7歳頃から徐々に白い毛が生えてきたのである。初めは高齢によるものかと思われていたが、次第に白い模様になり、ついに黒地に白いまだら模様の猫になってしまったのである。
この現象は、猫では非常に珍しいが、人間では割と一般的に発生する「白斑症」という症状。
白斑症とは、皮膚に分布するメラノサイト(色素細胞)が、何らかの原因で減少・消失する後天性な症状で、メラノサイトが減少することによって皮膚が白くなってしまう。
あのスーパースター、マイケル・ジャクソンが、黒人であるにもかかわらず、晩年は肌が白くなっていたのも、この白斑症が原因とされている。
白斑は、猫には極めて稀だが、犬や水牛などで同様の現象が報告されている。
白斑による直接的な健康被害はないとされているが、紫外線から皮膚を守るメラノサイトが無いことによる皮膚がんの発症リスクが高い。そのため、今回のスクラッピのように白斑を発症した猫は、日中は外には出さず、できるだけ屋内で飼育することが望ましいという。
こちらはスクラッピの動画
動画:youtubeより『’Scrappy’ the spotted cat is suffering from vitiligo』
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こちらは、スクラッピのinstagram:『instagram – seniorscrappy』
via:dailymail(英語)