インドネシアで撮影された「花を贈るアリ」の写真
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以前、当サイトで自分の体重の何倍もあるヤスデを持ち上げるアリの画像を紹介した(過去記事:『怪力パワー! 自分の何十倍以上のヤスデを軽々持ち上げるツムギアリ!』。今回紹介するアリも、そのツムギアリ。
今年1月にインドネシアのバタム島で、写真家のアイエス・セチアワン(AIS Setiawan)が、アリの素晴らしい写真を撮影した。
それは、まるで女性に花を贈っているかのような仕草をするアリの写真。
それがこちら
このアリは、本当に花を贈っているわけではなく、巣を作る材料として花や植物の破片を運んでいるのだ。
日本でよく見られるアリとは異なり、このツムギアリという種類のアリは、地中ではなく木の上に巣をつくる。運んだ植物と、ツムギアリの幼虫が口から吐き出す糸を使って巣を構築するのである。
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こうして作られた巣は、直径20センチほどにもなり、数百から50万匹もの働きアリが女王アリのために働いている。
またツムギアリは、写真で見る分には可愛らしいが、その性格はとても凶暴で毒まで持っているため、人間が噛まれると非常に鋭い痛みを伴うという。
via:dailymail(英語)
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