ペアで30万円！ベトナムの巨大な足を持つ希少品種のニワトリ「ドン・タオ鶏」

ウコッケイやブロイラー、コーチンなど、卵や観賞用、食肉目的でさまざまな品種が人間によって生み出されたニワトリ。しかしベトナムには、ほかの品種とは一線を画す、奇妙な姿をしたニワトリの品種が存在する。

その品種の名は、「ドン・タオ鶏（Dong Tao chicken）」。人間の腕ほどある巨大な足をもっている鶏だ。

非常に不気味な姿をしているが、この「ドン・タオ鶏」、非常に高価で「世界で最も高価な家畜」の一つに挙げられるほどで、オス・メスのペアで価格はなんと1600ポンド（31万円）もするという。

その価格の原因は、飼育や繁殖が非常に困難な点にある。

まず、温度変化などに非常に弱く、通常のニワトリが飼育される鶏舎のような狭いスペースで飼育することができないという。さらに、成長が遅く、通常のニワトリが食用にされるまでの生育期間は食肉品種のブロイラーの場合、孵化後わずか2ヶ月程で出荷できる大きさに成長するのだが、「ドン・タオ鶏」の場合、出荷まで1年8ヶ月もかかるのである。また、繁殖が困難な点もあり通常のニワトリよりも卵を産む数が少ない傾向にあるという。

こちらは動画

動画：『Dong Tao chicken are a rare expensive delicacy in Vietnam』

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via：dailymail（英語）

 

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