人間だと130歳!? 世界で二番目に長寿のパンダが35歳の誕生日を迎える！
2015年11月28日、世界で2番目に長寿のジャイアントパンダが35歳の誕生日を迎えた。
そのパンダは、中国の福建省にあるパンダ研究交流センターで飼育されているメスのパンダの「バス(Basi)」。
人間の年齢だと130歳近くに相当するパンダ
パンダの寿命は野生下では15～20年、飼育下でも30年程度と、野生と飼育で大きく平均寿命が異なるため、人間の年齢に換算することが難しいのだが、平均寿命から計算すると人間の130歳ほどになるという。
35歳の誕生日を祝われるバシ
このバシは若い時、自転車に乗ったり、バスケットボールを投げるといった曲芸を披露していたことがあり、1987年にはショーを見せるためにアメリカのサンディエゴ動物園を訪問した経験をもつパンダである。その際には、アメリカに滞在していた6ヶ月の間に、曲芸を披露するバシを一目見ようとする2.5万人の来園者を集めたこともあるすごいパンダなのだ。
昔、曲芸を披露していた経験があるため、しっかりファンに手を振ってこたえる
白内障によって視力は衰えているようだが、曲芸していた頃の経験は現在も覚えているよう
現在は、穏やかな老後を送っており、誕生日の昨日には笹の葉やつぶしたリンゴや大根で作られたケーキがプレゼントされた。国内外から300人以上の訪問者が訪れて、バシの誕生日を祝ったという。
プレゼントももらった
くんくん
「ありがとー」
via：人民日報オンライン(英語)
ちなみに世界最高齢のパンダは当サイトでも紹介した37歳のジアジア(Jia Jia)。現在は香港にあるオーシャンパーク動物園で飼育されている。
詳細は過去記事：『ギネスにも認定！ 最長寿のジャイアントパンダが、37歳の誕生日を迎える！』