ヌーディストビーチにボートが座礁! 救助のために全裸の男たちが集結!!
2015年12月26日、オーストラリアのシドニーで珍事件が発生した。
この日シドニーでは、毎年恒例のヨットレースがおこなわれており多くの観客が集まっていた。そんな中、レースの様子をボートで見物していた見物客のボートが、風にあおられてあるビーチに座礁してしまったのである。
そのビーチは、一糸まとわない生まれたままの姿で海水浴を楽しめるヌーディストビーチだったのだ。
ヌーディストビーチに座礁した小型ボート
12月26日にシドニーでおこなわれる毎年恒例のボートレース「第71回ロレックス・シドニーホバートヨットレース」がおこなわれていた。
そのレースは100隻以上のヨットが、シドニーからタスマニア州のホバートまでの628マイル(約1010キロ)を数日間かけて競うレースである。夏の風物詩(南半球のオーストラリアは現在が夏)ともいえるレースで、陸上・海上を問わず多くの見物客が集まる。
しかし、今年のレースの天候は最悪で、その日は強風がレース参加者や見物客のボートを襲っていたのだ。
その結果、レースを見物していた一隻の小型ボートが風にあおられて座礁してしまったのだ。そう、そこがヌーディストビーチだったのである。
座礁したボートから救助をするため、全裸の男たちが集まる
ビーチにボートが座礁すると、周辺にいたヌーディストたちが救助のためにボートに駆け付けたのである。
ヌーディストたちは、船が動かないようにロープをつかみ、乗っていた見物客の救助活動をおこなったのだ。
その様子を偶然撮影したカメラマンのクリス・ピアース(Chris Pearce)は「ヨットレースを撮影していたところ、とんでもない場面に出くわしました。ボートが座礁したのはヌーディストビーチだったのです。とても面白い光景で、ヌーディストがボートの周囲を取り囲み、女性や子供たちが助け出されていました。」と語る。
救助は5分ほどの時間だったそうだが、数百人の見物人がその様子を目撃し、皆がクスクスと笑っていたという。
ヌーディストたちの働きは大変素晴らしいことだが、ボートを全裸の男たちに囲まれたら、違った意味で助けを呼んでしまいそうだ。