やっぱりいる!? ネス湖のネッシーの祖先かもしれない化石が発見される!
3億6千年前にネス湖に棲んでいた可能性がある生物の化石が発見されたと、デイリーメールが報じた。
ネッシーとは、誰もが知るイギリス・スコットランドのネス湖に生息しているとされている未確認生物(UMA)だ。
そのネッシーと比較すると、今回その祖先かもしれないとされる化石は手のひらに収まるほどサイズは小さいが、体の特徴がネッシーに酷似しているのだという。
その化石は19世紀のコレクションの中から発見された。
この化石の生物は、プテリクチオデス(Pterichthyodes milleri)という。
5億4200万年前から2億5100万年前のデボン紀前期~中期にヨーロッパやオーストラリアに生息していた。
名前の由来はギリシャ語で「翼を持つ魚」という意味
サイズは15~20センチ。
アゴを持つ脊椎動物で最古の部類に入る。
頭の部分は堅くなっており、それで外敵から身を守っていたとされ、湖の底をはうように泳いでいたと考えられている。
ネッシーというと、首の長いイメージがある。そのイメージはクリスチャン・スパーリング氏が1934年に撮影したとされる画像が少なからず影響している。
だが、この写真は1993年、クリスチャン・スパーリング(Chris Spurling)氏が亡くなる間際に「作りものだった」と証言しているのだ。
このスパーリング氏の「ねつ造写真証言」により、ネッシーそのものの存在まで疑問視されるようになった。
日本でも一時はネッシー捜索の特番などがテレビで放送されていたが、一気に熱は冷めていったのだった。
しかし、ネス湖でのネッシー目撃情報は今なおも続いている。
2013年には衛星写真に、その姿が写っているのが発見された。この画像はiphoneの地図アプリ上から見つかった。
この画像は、公式ネッシー・ファンクラブ(The Official Loch Ness Monster Sightings Register)のネッシー研究家でクラブの会長会長ゲイリー·キャンベル(Gary Campbell)氏が、公式にネッシーに間違いないと発表している。
衛星写真のネッシーは体長100フィート(約30メートル)と大きさこそ違うものの、確かに化石プテリクチオデスの形状は非常に似ているのがわかる。
本物のネッシーがしっかりと確認されていない以上推測の域を出ないが、新しい情報が入り次第追って報告する。
公式ネッシー・ファンクラブ(The Official Loch Ness Monster Sightings Register)では目撃情報を募集しているのと、その内容を公開している。ご興味のある方は是非公式ファンクラブへ
公式ファンクラブ:『The Official Loch Ness Monster Sightings Register』