白雪姫は現在92歳の高齢者! もしも、ディズニープリンセスが年をとったら
以前、アメリカのロサンゼルスで活躍しているイラストレーター、アンドリュー・タルソフが描いた、年をとったアニメのキャラクターを紹介した(過去記事:『こんなミッキーは嫌だ! アンドリュー・タルソフによる年をとったアニメキャラ』)。今回はポルトガルのアーティスト、イサーク・エリアス(Isaque Arêas)による「もしもディズニープリンセスが年をとったら」というテーマで描かれた作品。
もしもディズニープリンセスがリアルタイムで年齢を重ねたら
映像の中で永遠に年をとらないはずのディズニープリンセスを、作品が公開されたときの設定年齢からリアルタイムで老化した姿をイサークがイメージしてイラストにしたのである。
ディズニーファンからしたらとんでもない暴挙だが、そのイラストは実にうまく表現されている。
『リトルマーメイド』-アリエル
1989年に公開された『リトルマーメイド』のアリエル(日本での公開は1991年)。長かった髪の毛をばっさりと短くしている。42歳になった現在も青い美しい瞳は健在だが、年齢を考え肌の露出は抑えている。
『ムーラン』-ファ・ムーラン
1998年に公開された『ムーラン』のファ・ムーラン。作品は古代中国を舞台としているが、映画公開当時が16歳だったことを考えると現在は33歳になる。ファッションも今風になっているが、口元のシワ以外は大きく変化していない。
『ポカホンタス』-ポカホンタス
1995年に公開された『ポカホンタス』のポカホンタス。17世紀初頭のアメリカを舞台とした作品で、ネイティブ・アメリカンのポウハタン族の娘である。ムーラン同様大きな変化はないが、ファッションは相変わらず伝統的な衣装を身に着けている。
『アラジン』-ジャスミン王女
1992年に公開された『アラジン』で、ヒロインとして登場した砂漠の王国アグラバーの王女ジャスミン。現在38歳ということもあり、多少ふくよかになっている。現在の中東あたりの富裕層にもいそうな雰囲気に。
『美女と野獣』-ベル
1991年に公開された『美女と野獣』のベル(日本公開は1992年)。こちらも長い髪をショートカットにしている。目じりなどにシワが出てきてはいるが、大人の色気を感じさせるヒロインになっている。
『眠れる森の美女』-オーロラ姫
1959年に公開された『眠れる森の美女』のオーロラ姫。55年前に美女と言われただけあり、現在もチャームポイントである金髪とバラのように赤い唇は健在。
『シンデレラ』-シンデレラ
1950年に公開された『シンデレラ』のシンデレラ。ディズニープリンセスの代表格ともいえる人物だが、84歳という年齢だけあり、おでこにはシワ、皮膚のたるみも目立っている。
『白雪姫』-白雪姫
1937年に公開された『白雪姫』の白雪姫。眉毛や瞳に当時の面影は残っているものの、残念ながらディズニープリンセス感は失われてしまった。
via:Life, Art and Times(作者のフェイスブック)