これまで6種の動物の母親となった犬 今度はウシ科の「ターキン」の世話をする
2015/07/20
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アメリカのシンシナティ動物園には、ちょっと変わった親子がいる。
それは、ウシ科の動物ターキン(Budorcas taxicolor)と犬のオーストラリアンシェパードの親子。
ターキンは、ミャンマーやインド、中国西部の標高の高い森林に生息しており、高さは1.5~2メートル、体重250~300キロにもなる草食動物で、成長をするとオスメスともに立派な角が生える。
デール(Dale)と名付けられたそのターキンの赤ちゃんは、現在生後3週間。生まれて間もなく、母親が育児放棄をしてしまったのである。そこで、母親代わりを務めることになったのがオーストラリアンシェパードのブレイクリー(Blakely)。
ブレイクリーはとても面倒見の良い性格だそうで、これまでにもチーターやオセロット、オオミミギツネ、ツチブタ、イボイノシシ、ワラビーの赤ちゃんを世話した経験を持っている。
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デールの世話に関しては、動物園の飼育スタッフが午前6時から夜まで3時間ごとに与えるミルク以外は、全てブレイクリーに任されているというのだ。
既にデールはブレイクリーの体の大きさを超えているが、それでもブレイクリーは常にデールのことを気にかけ、遊びを通してデールの成長に一役買っているという。
ターキンは、生息地の環境破壊や食用目的の乱獲によって個体数が減っている動物だ。
via:dailymail(英語)
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