寿命は最大30年! 猛毒を持つ世界最強の蜘蛛「ジョウゴグモ」の新種発見!
スポンサーリンク
オーストラリア国立大学の研究者が、新種と思われるクモを発見した。
そのクモは、ファンネルウェブスパイダー(ジョウゴグモ)という種類。ジョウゴグモは、人間を殺す致死量の毒を牙にもっており、その牙は人間の爪を突き破る力を持っているとも言われる世界最強のクモである。
発見されたのは、オーストラリアの南海岸にあるブーデリー国立公園(Booderee National Park)。
トーマス・ワレニウス(Thomas Wallenius)ら研究者が捕獲したメスの個体で、体長は5センチ。年齢は最大で30歳である可能性があるという。
その生態は肉食で、普段は地中につくられた巣穴に潜んでいるという。巣穴の深さは深いものでは2メートルにもなるという。
スポンサーリンク
捕獲された個体は、今後、遺伝的および形態学的な分析をおこなう予定とのこと。
オーストラリアでは、ファンネルウェブスパイダーに噛まれたことによる死亡事故がたびたび発生している。恐ろしいクモというと人間の手のひら程もあるタランチュラを想像しがちだが、タランチュラは基本的には温厚な性格で、日本でもエキゾチックアニマルとしてペットショップで販売されている種が存在する。しかし、今回のようなジョウゴグモの毒はその比ではなく日本への持ち込みは固く禁じられている。
via:ABC NEWS(英語)
スポンサーリンク