毛皮をもったイルカ！？　謎の生物の死骸がロシアの海岸に打ち上げられる！

2015/07/01

シベリア・タイムズが、ロシア東部の海岸打ち上げられた、正体不明の生物の死骸を報じた。

海岸に打ち上げられたその死骸は腐敗が進み、ところどころ骨が露出しているものの、背中の部分に背びれのようなコブがあることや、突き出た形状の口と思われる部分があることなどから、イルカとの類似性を持っているという。

しかし、既知のイルカとは、異なる特徴を持っていたのである。

それは、全身を体毛と思われる毛が覆っているのである。また大きさも、人間の二倍程の長さがあるという。

こちらが、海岸の打ち上げられていた謎の生物の死骸。クチバシのような部分がある。

その体は、体毛のようなもので覆われていた

その毛皮に、ロシアの海洋生物学者は頭を悩ませているという。

ロシアの海洋生物学者は、現時点でその生物の正体を突き止められてはいない。

サハリン海洋研究所の次長ニコライ・キム(Nikolay Kim)は「大型のイルカの仲間ではないかとしながらも、毛皮のような肌の特徴から、その正体は不明だ」としている。「また、この生物は暖流にのってここまでたどり着いたのではないか」とも語る。

近海の海に生息しているものではなく、暖流にのって流れ着いた可能性が高いという

背中には泳ぐためと思われる背びれのようなコブが確認された