150年ぶりにイヌ科の新種発見! アフリカと中東のジャッカルが別種と判明!
2015/08/04
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新しいイヌ科の新種が150年ぶりに発見された。
それは、アフリカに生息するキンイロジャッカル。個体自体は、以前から存在が確認されていたが、これまで中東地域のユーラシア大陸に生息するキンイロジャッカルと同種とされていたのだ。
しかし、この度、アフリカに生息しているキンイロジャッカルと、ユーラシア大陸のキンイロジャッカルが、別種であることがDNA鑑定の結果明らかになったのである。
ワシントンのスミソニアン保全生物学研究所の遺伝学者クラウス・ピーター・コエプフィ(Klaus Peter Koepfli)によると、「これまで同種と考えられていた二地域のキンイロジャッカルが別種であることが、判明した。DNA鑑定の結果、ハイイロオオカミのグループから、130万年前に分離したものがアフリカに生息するキンイロジャッカル。その後60万年前に分離したものがユーラシア大陸のキンイロジャッカルであると判断した」という。
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二地域のキンイロジャッカルが、同種ではなく遠縁種の別種であることが判明したのである。
近年の遺伝子鑑定の進歩はめざましく、今後もこのような形で、新種が発見されることが増えるだろう。日本のように海で分断された島国では、このような新種が多く眠っているのではないだろうか。
via:dailymail(英語)
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