牛は仲間の死を悲しむ？　交通事故にあって負傷した牛を気遣う牛たち

香港で、仲間の牛を気遣うような仕草をする牛が撮影された。

その動画は、Cat Gorというアカウント名の人物が動画を撮影し、フェイスブックに投稿をしたものである。

こちらが動画

動画：youtubeより『Heartbreaking footage shows herd protecting injured bull』

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動画で、道路に倒れている牛は道路を走行してしまった自動車との衝突事故にあってしまったという。そして横たわる牛の周りには、ケガした牛を心配するように、数頭の牛たちが体をさするなどの行動を取っている。

この動画が、ケガをした牛を気遣っているのかは不明だが、2011年の研究で牛が自分の子供やパートナー以外の友人関係にある牛と離れるだけでもストレスを感じることが研究によって明らかになっている。

その研究は、イギリスのノーザンプトン大学のクリスタマクレナン(Krista McLennan)らがおこなった実験によるもので、仲間の牛から離して一頭にさせた牛の心拍数やコレチゾールレベルなどを測定した結果、明らかな変化が確認できたというのである。※コレチゾールとは、ストレスに敏感に反応して分泌量が増えるホルモン物質で、ストレスホルモンとも呼ばれる物質だ。

今回、交通事故にあった牛が、その後回復して立ち上がることができたのか、それとも亡くなってしまったのかは分からないそうだが、動画を見る限り深刻な状況であったものと思われる。

 

 

via：dailymail(英語)

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