飼い猫すらも怯える! わずか3年で急成長した巨大金魚ビッグボブ!
2017/05/07
イギリス・ヨークシャーに巨大な金魚がいる。
その金魚は、水槽で飼育されているにもかかわらず、わずか3年で急激に巨大化し、乱暴な性格で水槽を覗く猫にさえも威圧的な態度をとるという狂暴金魚のビッグボブ(Big Bob)。
こちらがビッグボブの動画
動画:youtubeより『Footlong goldfish ‘Big Bob’ proud owner shares his tale』
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3年前に地元のペットショップで購入したビッグボブ
その狂暴金魚のビッグボブの飼い主は、ヨークシャーのスカボローに住むアン・クーパー(Anne Cooper)56歳
アンは、2012年の6月に地元のペットショップで2匹の金魚を購入した。その時、2匹の金魚はともに1インチ(約2.5センチ)ほどの大きさだった。しかし、2匹の金魚のうちの1匹がみるみるうちに、大きく成長しだしたという。
その結果、3年間でアンは水槽を4回も大きいものに買い替え、現在は長さ5フィート(約150センチ)の大きなものにしたそう。
その大きい金魚がビッグボブと名前が付けられている金魚である。大きさは現在30センチ。一方一緒に購入されたリトルボブ(Little Bob)は、まだ2インチ(約5センチ)ほどしか無い。
アンによるとエサは1日2回で通常の量だが、日曜日にはランチとして庭でとれたエンドウ豆をあげるという。何故エンドウ豆をあげているのかは不明だが、ビッグボブはエンドウ豆が好きらしい。
飼い猫を怯えさせるビッグボブ
アンによるとビッグボブはかなりの乱暴者だそうで、機嫌が悪いときには尾びれで水を飛ばして、水槽と蓋の隙間から水をこぼしたり、ガラスを激しく叩くという。
そのため、アンの自宅で飼われている二匹の猫が水槽を覗いているとき、ビッグボブは急に移動したり威圧的な行動をとって、猫を怯えさすそうで、猫は驚いて逃げてしまうそう。
アンは「ボブは現在も成長しているようで、どこまで大きくなるか見当がつきません。私の飼っている金魚はとても暴力的です」と語る。
イギリスの金魚協会もビッグボブを称賛
イギリス金魚協会のレイ・リッチ(Ray Rich)は、このビッグボブについて「金魚は実は丈夫な魚で、うまく飼育すると大きくなります。ビッグボブほどの大きさも養殖場や池で飼育されているものなら、そう珍しいものではありません。しかし、金魚は自分が飼育されている環境に合わせて大きくなりますので、今回のように水槽飼育でここまで巨大化するのは確かに珍しいです。」と語っている。
日本では、縁日の金魚掬いなどがあるため、ほとんどの人が金魚を飼育した経験があるだろう。ビッグボブはコメットというフナに近い体形の金魚であるため、そもそも大きくなりやすい金魚でもある。しかし、3年でここまでのサイズにし、購入した2匹の金魚をともに死なさずに育てているアンの飼育環境は素晴らしい。しかし、リトルボブのほうは3年飼っているにもかかわらず、まだ5センチというのは、リュウキンという丸形体形とはいえ少し小さすぎる気がする。
アンも特にエサを工夫しているというわけではなく、1日2回適量を与えているとのことなので、二匹にここまで体格差ができたのは、やはり遺伝的なものだろうか。それとも何故かアンが与えているというエンドウ豆か。
via:dailymail(英語)