世界最古のコーラン発見! ムハンマドと面識のある人物が書いた可能性も・・・
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世界最古のコーランの写本が発見されたと、昨日(2015年7月22日)イギリスのバーミンガム大学が発表した。コーランとは、イスラム教徒の聖典(キリスト教で言う聖書)である。
それは、バーミンガム大学の図書館の蔵書の中から発見されたもので、7世紀に書かれたコーランの写本の中に一緒に綴じられていたという。その中の2ページが世界最古とされる写本で、オックスフォード大学で、正確な年代を調べることが出来る放射性炭素年代測定で検査した結果、西暦568~645年の間に書かれたものであることが判明したのである。
写本は、動物の皮から作られた羊皮紙にインクを使って、アラビア文字の初期の形で書かれている。
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この写本が書かれたとされる西暦568~645年は、なんとイスラム教の預言者ムハンマドが生きたとされる570~632年と同時期なのである。ムハンマドは文字を書くことが出来なかったとされ、神の言葉であるコーランをムハンマドが口述し、それが書き写され現代まで受け継がれているのが、イスラム教の聖典であるコーラン。
バーミンガム大学のキリスト教とイスラム教の専門家デビッド·トーマス(David Thomas)は、「この写本を書いた人物は、直接ムハンマドを知っていた可能性がある。それどころか、実際にムハンマドの説法を聞いていた可能性もあるのだ。これは大変貴重な発見だ」と語る。
via:dailymail(英語)
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