霊柩車をキャンピングカーに改造した男 愛車の名前は「死神」で棺桶キッチン付
2016/10/31
イギリスの高齢男性が、古びた霊柩車をフルカスタムしてキャンピングカーに改造した。
その男性は、イギリス・シュロップシャー州のノーマン・クリスプ(Norman Crisp)69歳。彼は自分の息子が乗っているキャンピングカーに触発されて、中古車をキャンピングカーに改造することを決めた。
彼がキャンピングカーにする車として選択したのは、なんと霊柩車。しかも、遺体を移送するのに何度も使用されたであろう古びた中古の霊柩車である。
あまりに縁起でもないアイディアだったが、フォルクスワーゲンを専門に車のカスタムをおこなっている「VW Bus Werks」という会社が、彼のアイディアに賛同して協力をすることとなった。
改造期間は10ヶ月を要し、こだわりのある塗装には3ヶ月もかかったという。
そして完成した「霊柩車キャンピングエディション」がこちら
このキャンピングカーに改造された霊柩車には、愛情を込めて「死神(The Reaper)」と名前をつけたそう。
ノーマンは、8年前に10日間の昏睡状態を経験しているという。その経験が今回のカスタムに関係しているかはわからないが、「この車だったら、みんな自分の葬式をしてみたくてたまらないはずさ」と発言している。
また、妻のジーン(Jean)67歳も、夫の行動に特に反対することはなかったという。
しかし、棺桶型キッチンで調理された料理は、食べるのにちょっと躊躇してしまいそうだ。
via:dailymail(英語)