スマート鎧!本物の武器を使用した新世代のスポーツが来年にも誕生か
来年、新しいジャンルのスポーツが誕生する予定だ。
そのスポーツはまるでグラディエーターのように剣や槍で戦うというもの。
安全にそのスポーツをおこなうための、鎧のような専用スーツが、このたび発表された。
動画:youtubeより『Unified Weapons Master offers high-tech gladiatorial combat』
※スマホからツイッター等のSNSで、当サイトにアクセスされている場合、動画の再生が重い場合があるようです。
その際は、他のブラウザよりアクセスしていただくと改善されます。
その鎧スーツを開発したのはユニファイド・ウエポンズ・マスター(Unified Weapons Master)以下UWM。
UWMのデイビッド・ピスデン(David Pysden)は「この鎧スーツによって、実際の武器を使った迫力ある新しいスポーツが出来るようになる。エンターテイメント性に優れ、観客に大きな興奮を与えるだろう」と語る。
このスーツは開発に4年を費やしたとのこと。スーツを着用した人間が戦えるように柔軟性があり、武器による打撃をカウントする内蔵センサーが埋め込まれている。
また、頭部のヘルメットにはカメラとマイクロフォンが搭載されている。観客は剣闘士の視点で映像を見ることができ、マイクロフォンによるコーチの指示なども聞いて、まるで実戦に参加しているかのような臨場感を味わえるというのだ。
スーツは既に完成しており、ムエタイの世界チャンピオン等がテストをしている。また、量産化やバリエーションを用意するために、出資者からの資金調達をしているとのこと。
古代ローマで剣闘士の戦いに観客が興奮したように数千年の武術の歴史と、最先端技術が融合した新スポーツが早くも2016年に誕生する見通しだ。