アメリカ・カリフォルニア州の海岸に深海エビ(コシオリエビの一種)が大量出現!!
先日、アメリカ・カリフォルニア州の海岸に大量のアメフラシが出現、アメフラシが人間の臓器と勘違いされ、警察が通報する事態になったと記事にした(過去記事:『カリフォルニア州でアメフラシが大量発生! 人間の臓器と勘違いされ警察が出動』)。
だが、カリフォルニア州の海岸で起きている異常事態は、これだけではない。
先週の木曜日(2015年6月11日)に、カリフォニア州・サンディエゴの海岸が真っ赤に染まったのである。
その原因は、大量のエビのような生物。
このニュースを報じた地元紙によるとその生物の正体は「Pleuroncodes planipes」というコシオリエビの一種。深海にすむエビで、通常海岸では見ることのない深海エビが大量に海岸に打ち上げられたのだ。
こちらはABCニュースで報じられた時の動画
動画:youtubeより『Countless tuna crabs found on local beaches』
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サンディエゴの海洋研究所研究員のリンジー・サラ(Linsey Sala)によると、カリフォルニア湾の西海岸に沿って暖かい海水が流れ込み、深海に住んでいた生物が海面近くに押し上げられて、今回の大量打ち上げが発生した可能性があるとしている。
食用にすることもできるそうだが、専門家らは未知の毒素を含んでいる可能性があるため、決して食べないようにと警告している。