娘の死を受け入れることができない母ゴリラのシラ! 娘の死後も遺体を離さず
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ドイツの動物園で、母親ゴリラの子どもへの愛情が伝わる出来事が発生した。
それは、ドイツのフランクフルト動物園で飼育されているメスゴリラのシラ(Shira)10歳。
シラは、先週の木曜日に生後1週間の娘のゴリラを亡くしたのである。娘が死亡しているのは明らかだったが、シラはその死を受け入れられなかったようで、死後もずっと娘の遺体を腕に抱いていたのだ。
動物園のマンフレッド・ニケッシュ(Manfred Niekisch)によると、「先週木曜日の午前中までシラの娘の赤ちゃんゴリラは元気だったのだが、午後なんの警告もなく突然死んでしまったのです。それからというものシラはずっと娘の遺体を抱いているのです。」
「死因に関しては、シラが娘の死を受け入れるまでそのままにし、その後詳しく死因を調べます。」と語った。
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シラは、赤ちゃんを失うのは今回が二度目であり、昨年には6か月の息子のゴリラを致命的なウィルス感染で亡くしている。人間に近い動物であるゴリラにとって、娘を失う悲しみは人間と何一つ変わらない、苦しみがあるのだろう。
その後の情報によると、シラは娘の死を受け入れ、娘の遺体を手放したところを、飼育員が無事に回収したそうだ。
via:dailymail(英語)
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