【逆襲の猛牛】 19歳の闘牛士のお尻に、牛の角がえげつない深さで突き刺さる
牛と人間の真剣勝負、闘牛。
ひらりひらりとマントを振って牛の注意をそらし、突進してきた牛を寸前のところで避けながら牛を倒す伝統的なスポーツである。
しかし、相手は血の気の多い闘牛。事故がどうしても付き物なスポーツだ。今回、そんな闘牛においてあまりに痛々しいアクシデントが発生したという。
19歳の闘牛士のお尻を、牛の角が襲う
そのアクシデントが起きたのは、スペインのセビリアにあるラ・マエストランサ闘牛場。
ここは18世紀にたてられた歴史ある闘牛場で、牛と人間の死闘が数多く行われてきた場所である。 そこで、悲劇が起きたのだ。
その日、闘牛を行っていたはマタドール、アンドレス・ロカ・レイ(Andres Roca Rey)19歳。対する牛は1176ポンド(約533キロ)。何千人もの観客の前で闘牛を披露していた。
しかし、一瞬の隙を突かれ、牛の鋭い角が彼を襲ったのだ。 しかも最悪なことに、牛は彼のお尻をめがけて、角を振り上げたのである。
あまりに痛々しい。牛の左角がロカ・レイのお尻にぐっさりと突き刺さっている・・・。
右の角と比較すると、その湾曲した角が深く入り込んでいるのが分かる。
こちらは別角度の写真
しかも、興奮した牛は、左角をロカ・レイのお尻に突き刺したまま、なんどもなんども、激しく上下に突き立てたのだ。
こちらがその動画である。
動画:youtubeより『Eye watering moment a matador is gored in the buttocks』
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そのあまりに、痛々しい光景に何千人もの観衆はパニックに陥ったという。
しかし、幸いなことにロカ・レイは軽傷だったという。画像に写る血液も、どうやら牛のもののようだ。
ロカ・レイの悲劇は今回が初めてではなかった
今回、牛にお尻をグッサリいかれてしまったロカ・レイだが、今回のような悲劇は初めてではない。
昨年11月にもロカ・レイは牛の角の餌食になっている。
その時は、お尻ではなく口だった。
牛の角がロカ・レイの口に突き刺さったのだ。その結果ロカ・レイは上の前歯2本を折るケガをしてしまった。
こちらがその動画
動画:youtubeより『Matador gets bull horn in mouth』
すでに、次回の闘牛を予定しているというロカ・レイ。
次はどこを牛に突かれてしまうのだろうか。
via:dailymail(英語)